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6畳用エアコン(ひと冬の平均)
1時間 約5.3円
ファンヒーターを強で動かし続けると
1時間 約37.2円
電気毛布(強)
1時間 約1.1円
◎ おトク

まず結論

部屋全体を長い時間暖めるなら、エアコンが電気代を抑えやすい器具です。エアコンは部屋が暖まると力を落として動くため、6畳用エアコンのひと冬の電気代の目安(メーカー公表の値)を1時間あたりにすると約5.3円でした。セラミックファンヒーターを強(1,200W)で動かし続けた場合の約37.2円と比べると、約7分の1です。ただし、エアコンは「ひと冬の平均」、ファンヒーターは「強のまま動かし続けた場合」で、同じ条件で測った数字ではありません。

こたつ・ホットカーペット・電気毛布は、部屋ではなく体のまわりを暖める器具で、1時間約0.4〜10.4円です。部屋を暖める器具とは暖まる範囲が違うので、下の表は2つのグループに分けました。数字はいずれも1機種の例で、部屋の広さ・外の気温・設定で大きく変わります。

部屋全体を暖める器具:エアコンは平均1時間約5.3円

メーカーが公表している数字を、同じ単価(31円/kWh)でそろえました。「1か月」は1日8時間×30日=240時間使った場合です。

No.1 エアコン 6畳用(パナソニック CS-226DJR)

設定
ひと冬の平均
1時間
約5.3円
1か月(240時間)
約1,271円

No.2 セラミックファンヒーター(山善 DSF-VE122)

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強 1,200W/弱 600W
1時間
約37.2円/約18.6円
1か月(240時間)
約8,928円/約4,464円

No.3 オイルヒーター 1,200Wタイプ(デロンギ)

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最大/中/弱
1時間
約37円/約22円/約16円
1か月(240時間)
約8,880円/約5,280円/約3,840円

計算=1時間の電気代×240時間。ファンヒーターは公式の電気代の記載が無いため、消費電力から計算しました(強=1.2kW×31円=37.2円、×240時間=8,928円)。温度センサーで弱まる・止まる時間があれば、実際はこれより安くなります。オイルヒーターはデロンギが31円/kWhで公表している、電力の段階ごとの1時間の目安です。部屋が暖まると自動で電気を入れたり切ったりするため、毎時間この金額がかかるとは限りません。エアコンの月約1,271円は、ひと冬の平均を240時間に換算した参考の値で、「1日8時間使うと必ずこの金額」という意味ではありません。

体を暖める器具:電気毛布は1か月約264円

こたつ・ホットカーペット・電気毛布は、触れている体を直接暖めます。部屋の空気はほとんど暖まらないので、上の表の器具と電気代だけで比べるのは公平ではありません(同じ暖かさを得るための比較ではありません)。

No.1 こたつ(山善 YHF-HD605E・ヒーター最大600W)

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強/弱
1時間
約5.6円/約2.2円
1か月(240時間)
約1,344円/約528円

No.2 ホットカーペット 2畳相当(パナソニック DC-2NKC10)

設定
高/中(室温15℃)
1時間
約10.4円/約7.1円
1か月(240時間)
約2,496円/約1,704円

No.3 電気毛布(山善 YMK-FK45)

設定
強/中/弱
1時間
約1.1円/約0.7円/約0.4円
1か月(240時間)
約264円/約168円/約96円

1時間の電気代は、各メーカーが31円/kWhで公表している値をそのまま使い、×240は当サイトで計算しました。こたつのヒーターは最大600Wですが、温度を調節しながら動くので、メーカー公表の強の1時間あたりの電気の量は約180Wh(約5.6円)です。600Wのまま1時間動いた場合の18.6円にはなりません。

エアコンの「1時間約5.3円」は、ひと冬の平均です

エアコンは部屋が暖まると力を落として動くので、使う電気の量が大きく上下します。CS-226DJRの暖房の消費電力は、メーカーが決めた条件での値(定格)が470W、運転の範囲が125〜1,280Wです。そこで、メーカーが公表している「ひと冬に使う電気の量(期間消費電力量)」から平均を出しました。

No.1 ひと冬の平均(492kWh÷2,880時間)

電気の量(1時間)
約0.17kWh
1時間の電気代
約5.3円

No.2 公表されている運転範囲の下限(125W)

電気の量(1時間)
0.125kWh
1時間の電気代
約3.9円

No.3 定格消費電力(470W)

電気の量(1時間)
0.47kWh
1時間の電気代
約14.6円

No.4 公表されている運転範囲の上限(1,280W)

電気の量(1時間)
1.28kWh
1時間の電気代
約39.7円

期間消費電力量492kWhは、国の規格(JIS)で決められた「東京の気温・暖房期間11月8日〜4月16日(160日)・1日6時〜24時の18時間・設定温度20℃・平均的な木造住宅」という条件で計算した値です。160日×18時間=2,880時間で割ると1時間約0.17kWh、×31円で約5.3円です。ひと冬分では492kWh×31円=約15,252円になります。

寒い地域・断熱の弱い家・設定温度が高い場合は、平均より高くなります。逆に、日中だけ・夜だけなど使う時間が短ければ、ひと冬の合計は少なくなります。

使う場所と時間で選び分けると、電気代を抑えやすくなります

No.1 居間・寝室を長い時間暖める

向いている器具
エアコン
理由
部屋が暖まると力を落とすので、平均の電気代が低い

No.2 脱衣所・トイレなどを短い時間だけ

向いている器具
セラミックファンヒーター
理由
すぐ温風が出る。長く強で使うと電気代は高い

No.3 風を出したくない部屋

向いている器具
オイルヒーター
理由
温風を出さずに暖める。暖まるまで時間がかかり、電気代は高め

No.4 座って過ごす時間

向いている器具
こたつ・ホットカーペット
理由
体を直接暖める

No.5 寝るとき

向いている器具
電気毛布
理由
布団の中だけを暖める。1か月使っても数百円

当サイトの目安です。ホットカーペットは、暖める面を切り換えられる機種なら、使う面だけ暖めると電気代を抑えやすくなります。

知っておきたい注意点

No.1 単価31円は比べるための目安

内容
31円/kWhは全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価(2022年7月22日改定・税込)です。家ごとの実際の単価は、契約する電力会社・プラン・使った量で変わります

No.2 基本料金などは入っていない

内容
電気代は「使った電気の量×単価」だけの計算です。基本料金・燃料費調整額・再エネ賦課金などは含まないので、請求額とは一致しません

No.3 1機種の例

内容
同じ種類でも、機種・大きさで消費電力は違います。買う前に、その機種の仕様の「消費電力」や「電気代の目安」を見てください

No.4 火事・やけど

内容
ヒーター類のそばにカーテン・衣類・布団など燃えやすい物を置かないでください。電気毛布・ホットカーペット・こたつは、長い時間同じ場所に当たると低温やけどのおそれがあります。各社の取扱説明書の注意に従ってください

出典・情報の確認日

全国家庭電気製品公正取引協議会「よくある質問」(電力料金の目安単価 31円/kWh)

パナソニック「CS-226DJR 仕様」(エアコン Jシリーズ 6畳用)

日立「ルームエアコン 仕様一覧表」(期間消費電力量の計算条件の注記)

山善「DSF-VE122 仕様・スペック」(セラミックファンヒーター)

デロンギ「【ヒーター・オイルヒーター】電気代はいくらですか?」

山善「YHF-HD605E 仕様・スペック」(取替用こたつヒーター600W)

パナソニック「DC-2NKC10 仕様」(ホットカーペット 2畳相当)

山善「YMK-FK45 仕様・スペック」(電気毛布 130×188cm)

2026年10月30日(日本時間)に各メーカーと全国家庭電気製品公正取引協議会の公式ページで確認しました。電気代は電気の量×31円/kWh(税込の目安単価)で計算しており、基本料金などを含みません。数字は例にした機種のもので、仕様・単価は変わることがあります。

条件を比べて、選び方を確認しましょう

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