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11月に値上げされる飲食料品
1,477品目
! 負担増
前の年の11月(150品目)と比べて
約10倍
! 負担増
12月の予定(10月末時点)
154品目

まず結論

帝国データバンクが10月30日に出した調査では、主な食品メーカー195社が2026年11月に値上げする飲食料品は1,477品目です。9月(4,965品目)・10月(3,263品目)の大きな波よりは少なく、帝国データバンクは「値上げラッシュは一服」と表しています。それでも前の年の11月(150品目)の約10倍で、11月としては2022年以降で2番目に多い数です。

いちばん多いのはソースやマヨネーズなどの調味料(644品目)、次がコーヒーなどのペットボトル飲料をふくむ酒類・飲料(417品目)です。値上げされる商品の、値上げ1回あたりの平均の上げ幅は17%でした(すべての食品が17%高くなるという意味ではありません)。

11月に値上げされる飲食料品の内訳

No.1 調味料

11月の品目数
644品目
主な中身(帝国データバンクの説明)
ソース類・マヨネーズ類が中心

No.2 酒類・飲料

11月の品目数
417品目
主な中身(帝国データバンクの説明)
コーヒー飲料などのペットボトル飲料・清涼飲料水

No.3 加工食品

11月の品目数
275品目
主な中身(帝国データバンクの説明)
魚介の缶詰・乳幼児向けの食品が中心

No.4 菓子

11月の品目数
141品目
主な中身(帝国データバンクの説明)
スナック菓子・チョコレートなど

No.5 乳製品・パン・原材料

11月の品目数
0品目
主な中身(帝国データバンクの説明)
11月の値上げはなし

No.6 合計

11月の品目数
1,477品目
主な中身(帝国データバンクの説明)
値上げ1回あたりの平均の上げ幅は17%

品目数は帝国データバンクが主な食品メーカー195社(上場・非上場)の発表を数えたもので、家庭用が中心です。同じ商品の再値上げなどは重ねて数えています。全国のすべての食品の数ではありません。菓子の中身は、下の表のカルビー・明治・日清シスコの発表から書いています。

主な商品の値上げ(メーカーの公式発表)

「11月から」といっても、始まる日はメーカーごとに違います。11月1日(日)からの会社と、11月2日(月)からの会社があり、さらに「出荷分から」(メーカーが商品を送り出す日が基準)「納品分から」(お店などに届く日が基準)など数え方も違います。お店の棚の値段が変わるのは、店に残っている前の商品が売れたあとになることもあります。

No.1 大塚製薬

主な対象
カロリーメイト・ソイジョイ
上げ幅(メーカーの説明)
希望小売価格を13.6〜16.7%上げ(ソイジョイは16.0〜16.7%)
いつから
11月2日納品分から

No.2 カルビー

主な対象
ポテトチップス・堅あげポテト・かっぱえびせんなど75品
上げ幅(メーカーの説明)
店頭で3〜15%程度上がる見込み
いつから
大半は11月2日納品分から(一部は10月1日から)

No.3 明治

主な対象
きのこの山・たけのこの里などチョコ・スナック11品
上げ幅(メーカーの説明)
出荷価格を約3〜8%上げ
いつから
11月1日出荷分から

No.4 日清シスコ

主な対象
ごろグラ・ココナッツサブレ・エースコイン
上げ幅(メーカーの説明)
店頭で約5〜17%上がる見込み
いつから
11月2日納品分から

No.5 アサヒ飲料

主な対象
三ツ矢・カルピス・ワンダなど(一部を除く)
上げ幅(メーカーの説明)
希望小売価格を約4〜16%上げ
いつから
11月1日出荷分から

No.6 伊藤園

主な対象
麦茶・コーヒーのペットボトルと缶 27品
上げ幅(メーカーの説明)
希望小売価格を3.7〜12.5%上げ
いつから
11月1日から

No.7 UCC上島珈琲

主な対象
家庭用の飲料
上げ幅(メーカーの説明)
店頭で5〜10%程度上がる見込み
いつから
11月1日出荷分から

「希望小売価格」はメーカーが決めた目安の値段、「出荷価格」はメーカーがお店などに売る値段です。お店で実際に売る値段はお店が決めるので、上げ幅どおりになるとは限りません。各社の対象商品の一覧は、下の出典から公式の発表で確かめられます。

あわせて注意:食品以外(日用品)も11月2日から値上がり

No.1 マンダム

主な対象
ギャツビー・ルシード・ビフェスタなど61品
上げ幅(メーカーの説明)
出荷価格を平均9.7%上げ
いつから
11月2日出荷分から

No.2 サンスター

主な対象
ガム・デンタルペースト・VO5など35品
上げ幅(メーカーの説明)
希望小売価格を7%以上上げ
いつから
11月2日着荷分から

No.3 ピジョン

主な対象
哺乳びん・乳首などベビー用品243品目、介護用品46品目
上げ幅(メーカーの説明)
商品により2〜36%上げ(ベビー用品は3〜36%)
いつから
11月2日受注分から

この3社は帝国データバンクの1,477品目(飲食料品)には入っていません。ピジョンの上げ幅は商品の種類ごとの幅で、哺乳びん・乳首は3〜9%です。

なぜ値上げが続くの?

帝国データバンクが2026年の値上げ(10月末までに分かった分)の理由を数えたところ、次のようになりました(1つの商品に理由が2つ以上あることが多いので、合計は100%をこえます)。

No.1 原材料が高い

2026年の値上げのうち、この理由がある割合
91.7%(2023年に数え始めてからでは最も低い)

No.2 物流費(運ぶお金)

2026年の値上げのうち、この理由がある割合
66.7%

No.3 電気代などのエネルギー

2026年の値上げのうち、この理由がある割合
63.9%

No.4 包装・資材

2026年の値上げのうち、この理由がある割合
63.9%

No.5 人件費

2026年の値上げのうち、この理由がある割合
51.5%(数え始めてから最も高い)

No.6 中東の情勢

2026年の値上げのうち、この理由がある割合
27.5%

No.7 円安

2026年の値上げのうち、この理由がある割合
8.2%

原材料だけでなく、運ぶ・作る・働く人のお金が上がったことが理由になる値上げが増えている、というのが帝国データバンクの見方です。

12月以降はどうなる?

No.1 2026年12月

値上げの品目数(10月末までに分かった分)
154品目

No.2 2027年1月

値上げの品目数(10月末までに分かった分)
494品目

No.3 2027年2月

値上げの品目数(10月末までに分かった分)
285品目

No.4 2026年の合計(1〜12月)

値上げの品目数(10月末までに分かった分)
20,327品目(2年続けて2万品目をこえた)

10月末の時点で発表されている12月の値上げは154品目で、今後の発表で増えることがあります。帝国データバンクは、2027年は一度に大量に上げるより、商品ごとに少しずつ上げる形に変わっていくと見ています。ただし、これは10月末までに発表された分だけを数えたもので、あとから増えることがあります。次の調査は11月30日に発表される予定です。

毎月の出費を少しでも減らしたいときは、スマホ代や電気代のような「毎月決まって払うお金」を見直す方法もあります。スマホ代の料金比較や電気代の値上がりと冬の支援もあわせてどうぞ。

出典・情報の確認日

帝国データバンク「『食品主要195社』価格改定動向調査 ― 2026年11月」(2026年10月30日)

大塚製薬「ニュートラシューティカルズ関連事業製品の価格改定のお知らせ」(2026年7月23日)

カルビー「一部商品の価格改定について」(2026年6月26日)

明治「価格改定のお知らせ」(2026年8月18日)

日清シスコ「『ごろグラ』『ココナッツサブレ』『エースコイン』の価格改定に関するお知らせ」(2026年7月17日)

アサヒ飲料「価格改定のお知らせ」(2026年7月1日)

伊藤園「一部飲料製品の価格改定について」(2026年7月15日)

UCC上島珈琲「家庭用飲料製品の価格改定について」(2026年7月9日)

マンダム「一部商品の価格改定のお知らせ」

サンスター「製品の価格改定に関するお知らせ」

ピジョン「価格改定のお知らせ」(2026年9月1日)

2026年11月2日(日本時間)に帝国データバンクの発表資料と各メーカーの公式ページで確認しました。品目数は帝国データバンクの集計で、今後の発表で変わることがあります。お店での実際の値段は各店でご確認ください。

条件を比べて、選び方を確認しましょう

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