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東京エリア30Aの基本料金(au・ドコモ・おうちでんき)
+240.93円
! 負担増
おうちでんき(東京・30A)の試算
+253円/月
! 負担増
ドコモでんきの新料金
12月検針分から

まず結論

11月1日から、電気を家まで届ける電線や電柱などの使用料(託送料金。高速道路の通行料のようなもの)が見直されました。託送料金は電力会社が送配電会社に払うお金で、電気代の中にふくまれています。その単価は、同じ地域ならどの電力会社でも同じです。そのため、東京電力などの大手だけでなく、auでんき(UQでんき)・ソフトバンクのおうちでんき・ドコモでんき・楽天でんきも、そろって料金を上げています。ソフトバンク(SBパワー)とドコモは、利用者の手続きはいらないと案内しています。

上げ方は会社で2つに分かれます。au・ドコモ・おうちでんき(東京エリア)は東京電力と同じように基本料金を大きく上げ(30Aで935.25円→1,176.18円)、1kWhあたりの単価は0.05円ほどの上げ。楽天でんきは基本料金0円のまま、1kWhあたりの単価を上げました(東京エリアのプランSで36.85円→38.00円)。ドコモでんきだけは、新しい料金になるのが12月検針分(11月使用分)からです。

4社の改定をくらべる

No.1 auでんき(UQでんきなどもふくむ)

新しい料金になる時期
2026年11月1日
上げ方
基本料金を上げ、1kWhの単価も少し上げ
北陸エリア
対象外(上がらない)

No.2 おうちでんき(ソフトバンク/SBパワー)

新しい料金になる時期
11月1日の使用分から
上げ方
地域の電力会社に合わせて改定(東京は基本料金を上げ)
北陸エリア
料金表に記載なし

No.3 ドコモでんき(Basic・Green)

新しい料金になる時期
12月検針分(11月使用分)から
上げ方
基本料金と1kWhの単価を上げ
北陸エリア
対象の8エリアに入っていない

No.4 楽天でんき(プランS・M など)

新しい料金になる時期
11月1日の使用分から
上げ方
基本料金は0円のまま、1kWhの単価を上げ
北陸エリア
単価の変更なし

北陸電力のエリアは、auでんきと楽天でんきは「対象外・単価の変更なし」と明記しています。おうちでんき・ドコモでんきの改定の資料にも北陸エリアの記載はありません。auでんきの改定には、UQでんき・Pontaでんき・BIGLOBEでんきなど、auエネルギー&ライフが提供する電気サービスがふくまれます。

東京エリアの料金はこう変わった

No.1 ドコモでんき ベーシックM

基本料金 30A
935.25円 → 1,176.18円
〜120kWh(1kWh)
29.80円 → 29.85円
120〜300kWh(1kWh)
36.40円 → 36.45円
300kWh超(1kWh)
40.49円 → 40.54円

No.2 おうちでんき(T)

基本料金 30A
935.25円 → 1,176.18円
〜120kWh(1kWh)
29.80円 → 29.85円
120〜300kWh(1kWh)
36.40円 → 36.45円
300kWh超(1kWh)
40.49円 → 40.54円

No.3 auでんき でんきMプラン

基本料金 30A
約935円 → 約1,176円
〜120kWh(1kWh)
29.79円 → 29.84円
120〜300kWh(1kWh)
36.39円 → 36.44円
300kWh超(1kWh)
40.48円 → 40.53円

No.4 楽天でんき プランS

基本料金 30A
0円(変わらない)
〜120kWh(1kWh)
36.85円 → 38.00円(使った量によらず同じ単価)
120〜300kWh(1kWh)
同じ
300kWh超(1kWh)
同じ

No.5 楽天でんき プランM

基本料金 30A
0円(変わらない)
〜120kWh(1kWh)
36.85円 → 38.96円(使った量によらず同じ単価)
120〜300kWh(1kWh)
同じ
300kWh超(1kWh)
同じ

税込。auでんきは基本料金を「10Aあたり」で決めていて、料金表の税込の参考額は10Aあたり311.74円→392.05円です(30Aは3倍した目安)。燃料費の調整や再生可能エネルギーの賦課金は別にかかります。東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bの基本料金(30A)も、同じく935.25円→1,176.18円に上がっています。

ドコモでんき・おうちでんき・auでんきは、東京電力の従量電灯Bと同じような料金の形で、今回も同じように基本料金が約241円上がりました。楽天でんきは基本料金がないかわりに、使った量に単価をかけて電力量料金を計算する形なので(燃料費の調整や賦課金は別)、使う量が多い家ほど値上がりの影響が大きくなります。たとえばプランSで1か月260kWh使うと、単価の差1.15円×260kWh=月299円の値上がりです(燃料費の調整などは別)。

1か月でいくら上がる?(公式の試算)

値上がり額の試算を出しているのは、4社のうちソフトバンク(SBパワー)だけでした。一般的な家庭の1か月の電気代は次のとおりです。

No.1 北海道 おうちでんき(A)30A

改定前
11,320円
改定後
11,803円
値上がり
+483円

No.2 東北 おうちでんき(A)30A

改定前
10,361円
改定後
10,846円
値上がり
+485円

No.3 東京 おうちでんき(T)30A

改定前
9,186円
改定後
9,439円
値上がり
+253円

No.4 中部 おうちでんき(A)30A

改定前
9,058円
改定後
9,453円
値上がり
+395円

SBパワーが10月13日に追加した「一般的なご家庭における料金改定の影響」の数字です(燃料費の調整・賦課金・消費税をふくむ試算)。ソフトバンクの関西電力エリアの資料では、1か月260kWhで計算したと書かれています。auでんき・ドコモでんき・楽天でんきは、値上がり額の試算を公式に出していません。

東京エリアの+253円は、東京電力の平均モデルの試算(託送料金の見直しで+254円)とほぼ同じです。基本料金が上がったau・ドコモ・おうちでんきは、東京エリアでは単価の上げ幅が東京電力とほぼ同じです(実際の請求の増え方は、割引や使う量で変わります)。一方、楽天でんきは使った量で値上がり額が決まるので、電気を多く使う家ほど大きくなります。

知っておきたい注意点

No.1 スマホのセット割は別

内容
今回変わったのは電気の料金です。スマホとのセット割引やポイント還元の内容は、各社のページでご確認ください(auでんきはポイント還元率の見直しも同時に案内しています)

No.2 切りかわる月の請求

内容
東京電力は、11月1日をまたぐ検針期間は前と新しい単価を日数で分けて計算すると説明しています。携帯会社の電気の計算のしかたは各社の案内でご確認ください。ドコモでんきは12月検針分から新料金です

No.3 ドコモでんきは市場連動も始まる

内容
ドコモでんきは2027年1月検針分(12月使用分)から、電気の取引市場の値段を料金に反映する仕組みも入れます。市場の値段が高いと請求額が上がることがあります

No.4 冬の国の支援は別

内容
国の冬の支援(家庭などの低圧で12月使用分1kWhあたり1.0円、2027年1月・2月使用分4.5円の値引き)は、電力会社を通じて電気代から引かれる仕組みです。携帯会社の電気での反映のしかたは、各社のお知らせを待ちましょう

冬の支援の単価は資源エネルギー庁の発表によります。

出典・情報の確認日

auエネルギー&ライフ・沖縄セルラー電話「託送料金の見直しに伴う電気料金の改定について」(2026年10月2日)

au「auでんき 料金表(2026年11月改定)」

SBパワー「電気料金の改定について」(2026年9月30日・10月13日更新)

ドコモでんき「料金改定等のお知らせ」(2026年9月30日・10月11日更新)

ドコモでんき「料金改定比較表(2026年11月1日改定)」

楽天でんき「託送料金の見直しに伴う電気料金改定について(料金単価確定のお知らせ)」(2026年10月2日)

2026年11月2日(日本時間)に各社の公式お知らせと料金表(PDF)で確認しました。金額は税込です。料金は変わることがあります。最新の情報は各社の公式ページでご確認ください。

条件を比べて、選び方を確認しましょう

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